40代女性と仕事・キャリアを積む
仕事を持つ40代女性にとって、定年を迎え年金を受給できるようになるまでは20年以上あります。
その間、生活を支えるために苦手な仕事でもしなければならないという場合もありますが、できることなら得意な分野でキャリアを積むようにしましょう。
専門的な知識や経験があれば、自らを成長させ人生を豊かにするばかりではなく、いつか今の職場を退職するという事態になっても、再就職に有利になるからです。
変革の時代への対応
仕事をする際、女性が男性の後をついて行く、指示されたことだけを誠実にこなす、という時代はすでに終わっています。
また、目の前の仕事を一生懸命頑張れば良い、というだけでは定年まで仕事を続けて行くことは難しいかも知れません。
AIの活用が推し進められている現在の日本で、40代女性が仕事を続けて行くためには変革の時代に対応した柔軟な考え方が求められているからです。
「会社に雇われている」といった受身の姿勢ではなく、自らの能力を生かして「会社の利益に貢献する」といった積極的な考え方にシフトすることにより、企業からも歓迎され気持ちよく働いて行くことができます。
そして、そのために必要なのがキャリアに裏打ちされた自分への信頼です。
キャリアを積むためには
キャリアを積むための最短の方法は、今現在の仕事に対する知識と経験を増やして行くことです。
具体的には、与えられた仕事のみを行うのではなく、現在の仕事をもっと効率的にするための改善策を考え実行してみる、新しいアイデアを取り入れてみる、書籍などから知識を増やしたり、関連するセミナーに積極的に参加してみるなどです。
また、現在何らかの資格を取得している場合は、さらに上位の資格を取得したり、関連する資格を複数取得するのもおすすめです。
このようにキャリアを積むことにより、人間としてもレベルアップし、企業にとっても有能な人材となります。
また、積み上げたキャリアはその人の財産となるため、たとえ転職を余儀なくされた場合でも、その財産をフル活用することにより、有利な転職先を探すことができます。
【参考書籍】
自分らしく生きる! 40代からはじめるキャリアのつくり方:「人生の転機」を乗り越えるために