在宅勤務(テレワーク)が難しい職種・業務

在宅勤務(テレワーク)が推奨されている時代ですが、導入が難しい職種や業務も存在します。

製造業や生産業、接客業、販売業、医療関連業務、清掃関連業務などがあげられますが、「テレワークは苦手」「自宅よりは会社や現場で働きたい」という40代女性の方は、このような職種や業務も検討してみてください。

テレワーク化が難しい職種・業務

テレワーク化(在宅勤務)が難しい職種や業務には次のようなものがあります。

製造業

「ものづくり大国」と言われる日本には、数多くの製造関連企業が存在します。

機械・金属加工、印刷、電化製品、化粧品、製薬、食品、飲料、電子機器、自動車など多岐にわたりますが、生活に必要なものの殆どは製造業によって作られています。

製造業において、企画や開発、営業、総務などの部署はテレワークが可能ですが、実際に製品や部品を組み立てたり、ライン作業の工程などは、現状ではテレワークの導入は困難です。

清掃業

清掃業は、宿泊施設や商業施設、教育関連施設、工場、オフィス、病院などの清掃を行うものですが、一般に短時間勤務が可能で、高齢になっても働けることから女性に人気の職種となっています。

掃除機をかけたり、拭き掃除や掃き掃除、ゴミ出しなどが主な仕事内容になるため、在宅勤務は不可能な職種と言えます。

接客業・販売業

接客業や販売業は、お客様と直接接する職種であるため、テレワーク化が難しいとされています。

ホテルや飲食店の接客スタッフ、デパートやアパレルショップの販売員、スーパーマーケットやコンビニのレジスタッフ、美容室などの美容スタッフのほか、訪問販売や移動販売も販売業になりますが、お客様と直接対面する仕事であるため、在宅勤務は不可能です。

医療業・介護福祉業

最もテレワーク化が困難と言われている業種が、医療業や福祉業です。

医師が正しい診断を下すためには、直に患者と向かい合って診察を行う必要があり、看護士もまた常に患者の状態を見なければならないからです。

投薬だけなら遠隔診療が可能になる時代が来るかもしれませんが、難しい治療や手術となると現状ではテレワークは不可能です。

介護・福祉関連業の場合も、身の回りの世話をしたり、リハビリのアシストをするなど、直に人と接する仕事の場合はテレワークは困難と言えます。

農業・林業・漁業

農業・林業・漁業などの一次産業は、大自然が相手の業種であるため、テレワーク化は難しいと言えます。

最新技術を導入して作業の一部を自動化したり、ドローンを活用するなどの効率化は進められていますが、農作物を収穫したり、樹木を伐採したり、船に乗り魚を捕らえたりといった仕事を在宅で行うことはできません。

農業・林業・漁業ともに、昨今では女性の従事者も増えています。

保育士・教師

直接子供たちと接する保育士や教師も、テレワーク化が難しい仕事です。

小さな子供は、保育士さんや他の子供達と触れ合うことにより、成長して行きます。

また、小学校、中学校、高校の授業はオンライン化も進められていますが、さまざまな学校行事やスポーツ系の部活など、在宅での指導は難しいと言えます。

運輸業・物流業

人や物を運ぶ運輸業・物流業もテレワーク化は困難な業種です。

バスの運転手、トラックドライバー、タクシーの運転手、旅客機のパイロットや乗務員、宅配便の配達員など、仕事の内容は多種多様で男性の多い職業ですが、近年は女性も増えています。

事務関連業務など、一部のみテレワーク化が可能の場合もありますが、人や物を載せて陸や空、海を移動するのが本来の目的であるため、在宅での仕事は困難と言えます。