自分で決めよう・40代からの働き方

自分に合う仕事と働き方を

現在の仕事が自分の適性に合っていて、仕事も楽しくやりがいがあると感じられればそれに越したことはありません。

しかし、自分が不得手とする仕事や気が進まない仕事を我慢してやっているとしたら、ストレスが溜まり、毎日がつらいものになってしまいます。

少しずつでも、自分に合う仕事と働き方に近づいて行くようにしましょう。

無理しないで働くために

仕事をしている40代女性は、過剰な負担を抱えているケースが殆どです。

正社員であっても、派遣社員やパート社員であっても、職場ではある程度の責任感を負わされ、時には残業を要請されることもあります。

仕事でミスをしてしまったり、上司や同僚と何らかのトラブルがあったりすると、精神的にも追い詰められてしまいます。

家に帰れば、料理、洗濯、掃除などの家事が待っています。

そこに子育てや親の介護などが加われば、それだけでアップアップしてしまいます。

このような過酷な環境の中で、歯を食いしばって頑張っているとしたら、いつ倒れてもおかしくない状況にあると言えるかもしれません。

働き方改革関連法について

仕事を持っている40代女性にとって、2019年4月1日に施行された「働き方改革関連法」は、無視できないものになっています。

この法律の目的は、「働きたい人の意思や能力、個々の事情に応じた、多様で柔軟な働き方を選択可能とする環境を作る」というもので、年齢や性別、生活環境にかかわらず働きやすい社会を目指しています。

2020年4月からは、行き過ぎた長時間労働が見直され、中小企業を対象にした時間外労働の上限規制が適用されました、。これにより、残業時間は月45時間、年360時間が上限とされ、それを超えて働かせた企業には厳しい罰則が科せられることになりました。

育児や介護の板ばさみで厳しい状況に置かれている40代女性にとっては、多少は負担の軽減になるかもしれません。

また、正規社員と非正規社員の待遇差の改善(同一労働同一賃金)、パワーハラスメント(パワハラ)やセクシャルハラスメント(セクハラ)の防止、時季を指定した年次有給休暇の確実な取得なども規定されています。

在宅ワークへのアプローチ

世界的に新型コロナウィルスが蔓延した2020年の春、感染防止対策として多くの企業がテレワーク(在宅勤務)を導入しました。

このテレワークの普及は、大きな負担を抱えている40代女性にとって、今後の働き方を考えるキーポイントになる可能性があります。

特に、出社する必要がなく自宅で仕事ができるということは、小さな子供を抱えている女性や介護が必要な家族を抱えている女性にとっては、負担軽減につながることもあります。

正社員・非正規社員にかかわらず、テレワークの機会があれば積極的に経験しておきましょう。

テレワークを可能にするためには、自宅のネット環境の整備と基本的なパソコン操作ができるスキルが必要ですが、少しずつでも準備を整えて行きましょう。

なぜなら、コロナ後の社会においてもテレワークを導入する企業が増えて行く可能性があるからです。

そしてテレワークのやり方や仕事の流れを経験しておけば、企業に勤めなくても自分で在宅ワークを始めたり、フリーランスとして活躍することもできます。

また、必ずしも都会に住む必要はなく、いつでも好きな場所で仕事をすることができます。

心地よく働ける環境を・・・

依然として40代女性を取り巻く環境はハードですが、諦めてしまったり、現状に満足してしまうのではなく、少しずつでも心地よく働ける環境を自ら作って行きましょう。

現在の仕事内容が自分に合わなかったり、職場の人間関係がうまく行かなかったり、あまりにも「きつい」と感じる場合は、部署の移動を申し出たり、思い切って転職をするのもひとつの方法です。

多少、収入は落ちても「やっていて楽しい」と感じる仕事なら、努力次第で収入がアップする可能性があります。

また、今までよりも時間的に余裕のある職場なら、スキマ時間を見つけてスキルアップのために資格取得の勉強をするということもできます。

適性に応じた資格を取得できれば、フリーランスとして活躍する道が開けたり、独立開業への夢に向かって地盤を固めていくこともできます。