顔の肌のカサカサを治す方法

肌の水分や皮脂が不足すると、潤いがなくなってカサカサしてきます。顔の皮膚がカサカサしてくると、お化粧をしてもファンデーションがうまくのらず、粉吹き状態になってしまいます。

40代女性の悩みのひとつですが、このような肌のカサカサを何とか改善したいですね。

顔の肌がカサカサする・その原因は?

顔の肌はなぜカサカサするのか、その原因として次のようなことが挙げられます。

空気の乾燥

湿度が50%以下になると空気が乾燥しますが、湿度30%以下になると肌の水分が蒸発し始めます。

外気が乾燥しがちな秋冬に限らず、夏でもエアコンを長時間使用すると、室内の空気は乾燥してきます。

そして空気の乾燥は、肌の水分を奪いバリア機能も低下させてしまうため、カサカサ肌を引き起こすことになります。

皮脂分泌量の低下

私たちの肌の表面は、天然の保湿成分である皮脂に覆われていますが、この皮脂が、肌表面からの水分の蒸発を防ぎ、潤いを保つ働きをしています。

しかし、この皮脂分泌量は、加齢とともに低下する傾向があります。

特に閉経が近づく40代後半は女性ホルモンも減少してくるため、肌が乾燥しがちになりカサカサの原因にもなります。

栄養の偏り

年齢にかかわらず、潤いのあるきれいな肌を維持するためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。

しかし、好き嫌いが多かったり、3食きちんと食べなかったり、無理なダイエットをしたりで栄養が偏ってしまうと、肌のターンオーバーサイクルが乱れ、カサカサ肌も進行してしまうことになります。

特に、ビタミンCとビタミンB群は、肌にとっては重要な栄養素です。

間違ったスキンケア

洗浄力の強いクレンジングオイルや洗顔料を使用すると、肌を保護している皮脂まで洗い流してしまいます。また、熱いお湯で顔を洗った場合も、同様に皮脂を落としてしまいます。

さらに洗顔後、皮脂の落ちた肌をそのままにしておくと、乾燥が進行して肌が傷つきやすくなるほか、カサカサ肌も悪化します。

顔の肌のカサカサは、こうして治そう

顔の肌のカサカサは、普段の生活を見直すことにより、改善することができます。
次のようなことを参考に、できるものから実践してみてください。

水分補給

肌が乾燥してカサカサになるのを予防したり、改善するためにも体の内側からの水分補給は大切です。

食事以外に1日1.5リットルくらいを目安に、水分を摂るようにしてみてください。一度に大量の水を飲むと腎臓に負担がかかるので、何度かに分けてこまめに飲むようにするのがコツです。

夏は冷たい水を飲みたくなりますが、体を冷やすと代謝を下げてしまうことがあるので、なるべく常温の水を飲むようにしましょう。

また、冬はお湯を飲みやすい温度に冷ました白湯(さゆ)がおすすめです。

加湿器の利用

空気が乾燥すると肌の水分が蒸発し、カサカサ肌の原因になります。

このカサカサ肌を改善するためにも、加湿器などを利用して部屋の湿度をコントロールするようにしましょう。

肌にとって最適な湿度は60~65%ですが、少なくとも50%は下回らないようにしてください。

暖房のほかに、冷房の長時間使用時にも空気は乾燥するので注意してください。

食生活の見直し

カサカサ肌を改善するためには、食生活を見直し、肌に良い食品を積極的に食べるようにすることも大切です。

肌の土台となるタンパク質は、肉・魚類・大豆製品・卵などに多く含まれていますが、肌のターンオーバーを整え、コラーゲン生成を促進するので、カサカサ肌を改善するためにはしっかり摂りたい栄養素です。

緑黄色野菜や果物類に含まれるビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類は、皮膚や粘膜を修復してバリア機能を高める作用もあるので、カサカサ肌の改善につながります。

また、ファストフードやジャンクフードは、肌荒れの原因になることがあるので、控えるようにしましょう。

サプリメントを摂る

カサカサ肌を改善するために、サプリメントを利用するのもひとつの方法です。

ドラッグストアやネット通販で気軽に購入できるビタミン類のサプリメントは、食生活で不足しがちなものを中心に選んでみてください。野菜不足が気になる場合は、ビタミン類をバランス良く摂取できるマルチビタミンがおすすめです。

肌の潤いを保ち、ターンオーバーを整えるサプリメントには、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどがあります。

40代後半になると、女性ホルモンの減少が原因でカサカサ肌になることがありますが、この場合、大豆イソフラボンやエクオールサプリで改善することがあります。

乾燥肌を防ぐスキンケア

カサカサ肌を改善するためには、乾燥肌を防ぐスキンケアが大切です。

まずは、メイク落としや洗顔の時に皮脂を落とし過ぎないように注意しましょう。熱い湯で洗ったり、洗浄力の強い洗顔料を使用すると、皮脂はすぐに落ちてしまいます。

洗い上がりの皮膚がつっぱっている場合、皮脂が落ちて乾燥直前の状態になっています。このまま放っておくと肌がカサカサしてきますので、すぐに化粧水などで水分をたっぷり補充するようにしましょう。

その上から乳液や保湿効果のある美容クリームなどを塗っておくことにより、肌の乾燥を防ぐことができます。

オフィスや職場で肌がカサカサして来た時も、スプレータイプの化粧水などで水分を補った後、乳液やクリームなどを塗っておくと、肌の乾燥を防ぐことができます。

睡眠をしっかり取る

一見関係なさそうな睡眠も、カサカサ肌の改善には有効です。

睡眠不足が続くと、顔の血行も悪くなり肌荒れの原因にもなりますが、しっかりと熟睡できた翌朝は肌もしっとりしています。

それは、深い睡眠の時にたくさん分泌される「成長ホルモン」の働きによるものと考えられています。子供にとっては成長を促す成長ホルモンは、大人の場合は新陳代謝を活発にし、傷ついた組織や細胞を修復する作用があるからです。

そのため、質の良い睡眠はカサカサ肌の改善につながるばかりでなく、肌のターンオーバーを整える役割もあるので、きれいな肌を維持するためには、とても重要です。